恵の海 令和5年7月度 給食献立表を公開いたしました。

7月と言えば七夕ですね!織姫と彦星が年にたった一度、会う事が許された日です。

「天帝の娘の織姫は、天の神々の衣を織る仕事を任されており、出来上がった布はたいそう美しく素晴らしい布でした。しかし、余りにも真面目で熱心に日夜機織りに励む織姫は、自分の身なりにも構わず、遊びに行くこともありません。そこで、父の天帝は娘の幸せを願って良き伴侶を探し、見つけたのが牛追いの彦星です。

織姫と彦星は結婚してさらに惹かれ合うようになります。ところが、ふたりは楽しさにかまけて遊んでばかりになり、だんだんと仕事がおろそかになっていきました。

織姫が機織りを怠けたため、新しい着物が作れず神々の着物はボロボロになり、彦星も牛の世話を怠り、牛が痩せ細ってついには病気になってしまいました。この堕落ぶりに激怒した天帝は、織姫と彦星を天の川を挟んで東と西に引き離してしまいます。

広い天の川の両岸に離れ離れになり、織姫は寂しさのあまり泣いて暮らすようになります。悲しむばかりで機を織ることすらできません。あまりに不憫に思った天帝は、以前のように真面目に働くのであれば年に1度だけ彦星と会うことを許します。それが7月7日の七夕です。

織姫と彦星は心を入れ替え、七夕を楽しみにしながらふたりが出会う前にも増して熱心に働くようになりました。」

と、言うお話ですが、憶えていらっしゃいましたか?ずいぶん厳しいお父さんですが、父親の前に天界を司る神様だったので、心を鬼にせざるを得なかったのでしょうね。

七夕には、織姫と彦星が再会出来た喜びを表現した、お食事を皆様に食べて頂きます。みなさん昔は、織姫と彦星の様に情熱的だった事を思い出して頂けたら幸いです。

七夕行事食

202307_七夕行事食